Webメモ
WEB TIPS
サイバー攻撃とは?主な種類や中小企業が狙われる理由、基本対策まで解説|すきまのWeb豆知識
こんにちは!
【すきまのweb豆知識】のお時間です📝
近頃、ニュースなどで目にする機会が増えてきたサイバー攻撃によるシステム障害や情報漏洩。
「サイバー攻撃なんて大企業の話でしょ?」
と思いがちですが、実は被害件数の半数以上を中小企業が占めているという実態をご存じでしょうか。
出典:警察庁 令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について>統計データ
「うちは大丈夫!」と油断していると、思わぬ被害に巻き込まれてしまうかもしれません…
本記事では、ホームページやECサイトの制作から運用まで携わってきたトラ丸企画が、
サイバー攻撃の基礎知識から具体的な種類、中小企業が狙われる理由、今すぐできる基本対策まで分かりやすく解説します。
サイバー攻撃とは?
サイバー攻撃とは、インターネットなどのネットワークを経由して、サーバーやパソコン、スマートフォンなどの情報端末に対し、
システムの機能を停止させたり、データを盗んだり、悪意ある行為の総称です。
例えば、次のような被害が発生しています。
- 不正ログインやWebサイトの改ざん
- 個人情報や機密情報の盗み取り
- コンピュータウイルス感染サービスの停止
- サービスの停止
大企業や官公庁だけでなく、中小企業や個人のSNSアカウント、ネットショップなども標的になるケースが増加しています。
よくあるサイバー攻撃の種類と特徴一覧
サイバー攻撃の手口は年々増加・巧妙化しています。代表的な攻撃手法を対象別にまとめました。
| 攻撃の対象 | 攻撃の種類 | 特長・主な手口 |
|---|---|---|
| 特定の標的 | 標的型攻撃 | 特定の企業や個人を狙い、業務連絡を装ったメールなどで不正侵入を試みる。 |
| ランサムウェア | データを暗号化して使えなくし、復旧と引き換えに金銭(身代金)を要求する。 | |
| サプライチェーン攻撃 | セキュリティの強固な大企業を直接狙わず、関連会社や取引先(中小企業)を経由して侵入する。 | |
| 総当たり攻撃 (ブルートフォース) |
IDやパスワードの組み合わせを自動で何度も試し、不正ログインを狙う。 | |
| ソーシャルエンジニアリング | 人の心理的な隙や油断を利用し、パスワードや機密情報を盗み出す。 | |
| 不特定多数 | フィッシング詐欺 / スミッシング | 実在する企業や銀行を装ったメール・SMSで偽サイトへ誘導し、IDやパスワードを盗む。 |
| サーバー・サイト | DDoS(ディーディーオーエス)攻撃 | 大量のアクセスを一気に送りつけ、Webサイトやサービスを停止状態(障害)に追い込む。 |
実際の被害事例
実際にどのような被害が出ているのか、具体的な事例を見てみましょう。
- 製造業の事例:子会社が利用する管理システムへ外部から不正アクセスが発生。従業員や取引先の個人情報が流出した可能性が発覚。
- IT企業の事例:社内サーバーへの不正アクセスにより、保管されていた従業員の個人情報が流出した可能性が発覚。
- 医療機関の事例:ランサムウェア感染により電子カルテ等の院内システムが停止。約2ヶ月間にわたり通常診療がストップし、職員や患者の個人情報漏洩も発生。
「社員がうっかり開いたメールの添付ファイルからウイルス感染した」という身近なケースも多く、
どの企業にとっても「明日は我が身」と言える状況です。
(ちなみに、弊社にも代表の名前を騙った怪しいメールが連日届いており、日々警戒を強めています…!)
なぜ中小企業が狙われるのか?
サイバー攻撃による被害件数の半分以上が中小企業というのが実態ですが、
ではなぜ、「あえて」中小企業を狙われるのか?それには攻撃者側の明確な理由があります。
- セキュリティの“隙”がある
大企業に比べて対策予算や専門のIT人員が限られており、セキュリティホールが放置されやすいため。 - 大企業へ侵入するための「踏み台」にされる
セキュリティが強固な大企業を直接攻撃するのではなく、セキュリティが手薄な取引先(中小企業)を経由して侵入する「サプライチェーン攻撃」のターゲットにされるため。 - 価値のある顧客データや技術情報を保持している
中小企業であっても、独自の技術情報や顧客リストなど、裏ルートで売買できる貴重な情報を持っているため。
事が起きてから対応するのでは遅いため、日頃からの備えが不可欠です。
サイバー攻撃を防ぐための基本対策
今日から社内で実践できる基本的なセキュリティ対策をご紹介します。
POINT 1:パスワード管理の徹底と二段階認証の導入
同じパスワードの使い回しをやめ、サービスごとに複雑なパスワードを設定しましょう。可能であればパスワード管理ツールを活用し、二段階認証(スマホでのコード承認など)を有効化して不正ログインを防ぎます。
POINT 2:OS・ソフトウェアの更新とバックアップの実施
古いソフトやOSの脆弱性を突いた攻撃が多いため、更新通知は放置せず常に最新の状態を保ちましょう。万が一ランサムウェア等に感染した際に備え、定期的なデータバックアップ(外部ストレージやクラウドへの保存)も必須です。
POINT 3:不審なメールへの警戒と社内リテラシーの向上
「急がせる内容」や「違和感のある日本語・差出人アドレス」のメールや添付ファイルは開かないルールを社内で徹底しましょう。少しでも怪しいと感じた際の確認・報告フローを作っておくことが大切です。
小さな会社・店舗でもセキュリティ対策は必要ですか?
はい、必須です。
規模の大小に関わらず、Webサイトの改ざんやメールの踏み台被害に遭うリスクがあります。また、取引先に迷惑をかけてしまうと企業の社会的信用を失うことにも繋がります。
Webサイトのセキュリティ対策として、まず何をするべきですか?
SSL化(HTTPS対応)の確認と、CMS(WordPressなど)の最新化が第一歩です。
通信を暗号化するSSL化は勿論、WordPressなどのCMSを使用している場合は、本体やプラグインを定期的に最新バージョンへアップデートすることが非常に重要です。
万が一、サイバー攻撃やウイルス感染の被害に遭ったらどうすればいいですか?
まずは感染した端末をネットワーク(Wi-FiやLANケーブル)から切断してください。
被害の拡大を防ぐため、迅速にネットワークから切り離した上で、社内の担当部署や専門業者、セキュリティ相談窓口へ連絡し状況を確認しましょう。
まとめ
本記事では、サイバー攻撃の基礎知識や種類、中小企業が狙われる理由と対策について解説しました。記事のポイントは以下の3点です。
- サイバー攻撃は身近な脅威:大企業だけでなく、中小企業や個人事業主も日常的に狙われている。
- 中小企業が狙われる理由:セキュリティの手薄さや、大企業への「踏み台(サプライチェーン攻撃)」として利用されるため。
- 日頃の基本対策が鍵:パスワード管理、ソフトの更新、二段階認証、バックアップなど、できることから確実に実施することが重要。
インターネットを利用して事業を行う以上、サイバー攻撃のリスクをゼロにすることはできません。しかし、適切な対策を行うことで被害を受ける確率を大幅に下げることができます。
トラ丸企画ではセキュリティに配慮したWebサイト・ECサイトの制作はもちろん、
保守・運用サポートを通じて保守管理や安全なサイト運用のお手伝いをしております。
「自社のホームページのセキュリティ状態が不安」「WordPressの更新や管理を任せたい」というお客さまは、ぜひお気軽にお問合せください!
