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【すきまのWebメモ】ユーザビリティとは?その重要性と特徴について解説💡
こんにちは!
【すきまのWebメモ】のお時間です📝
「ユーザビリティ」という言葉、皆さまご存知ですか?
一言で言うと「使いやすさ」「使い勝手」を表す言葉です。
本来、家電や文房具など”人が触れるあらゆるモノ”に対して使われる概念なのですが、
今回はウェブサイト制作の視点から解説していこうと思います💁🏻
【1.】🖥️「ユーザビリティ」とは?
【2.】🌟ユーザビリティの重要性
【3.】❇️ユーザビリティが高いサイトの特徴
【4.】📝まとめ
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【1.】🖥️「ユーザビリティ」とは?
ユーザビリティ(Usability)とは、「使いやすさ」「使い勝手」を表す言葉で、
次の三つの要素で評価されます。
- <有効性>ユーザーが目的を達成できるか、できないか
- <効率性>ユーザーが目的を達成する際、スムーズに達成できるか、できないか
- <満足度>ユーザーがストレスなく心地よく使えるか、そうでないか
例えば、テレビのリモコン。
リモコンの目的は「テレビを操作する」というものに対して、
・テレビを操作ができる→有効性が高い
・ボタン配置の分かりやすさ、スムーズに操作できるか→効率性が高い
・使いやすいと感じる→満足度が高い
というように評価されます✨
また、Webユーザビリティ研究者のヤコブ・ニールセンが提唱した「ユーザビリティ10原則」は、ユーザビリティの評価や改善をする上での基本的な指針として世界中で利用されています。
<ユーザビリティ10原則>
- システムの状態を可視化する
- 現実世界にマッチしたシステムを作る
- ユーザーに操作の主導権と自由を与える
- 一貫性と標準化を保つ
- エラーは事前に防ぐ
- 記憶しなくても、見て理解できるようにする
- 柔軟性と効率性を持たせる
- 最小限の美しいデザインにする
- ユーザーによるエラーの認識・診断・回復をサポートする
- ヘルプやマニュアルを用意する
【2.】🌟ユーザビリティの重要性
ウェブサイト制作におけるユーザビリティは、
ユーザーの行動に大きく影響を与えるためとても重要!
もしもユーザビリティが低いサイトだと、
ユーザーは欲しい情報を得られずにストレスを感じてしまい、途中で離脱してしまします。
反対にユーザビリティが高いサイトであれば、
ユーザーは欲しい情報をスムーズに手に入れ満足度が上がり、購入や問い合わせにつながることも。
つまり、、、
ユーザビリティは離脱率・滞在時間・コンバージョン率を左右する重要な要素なため、
ユーザビリティが高いウェブサイトは、ユーザーにとってもサイトの運営・管理側にとってもメリットを与えてくれるのです✨
【3.】❇️ユーザビリティが高いサイトの特徴
●迷子にならないメニュー配置
情報のカテゴリや階層関係を整理し、どこを押せば目的のページに行けるかすぐ分かる設計にする。
パンくずリストの設置も効果的◎
●視線の流れに沿った情報配置
人の視線はF型やZ型で動く傾向があるため、読みやすい導線を意識してレイアウトを組む。
CTAボタン(購入ボタン、問い合わせボタンなど)は、流れを邪魔しない位置に設置することがポイント◎
●シンプルで分かりやすいデザイン
配色・フォント・余白をサイト全体で統一し、視認性を高める。
文章量の整理やコントラストにより、必要な情報がスムーズに得られるようにする。
●表示速度が速い
サイトの表示速度が遅く待ち時間ができると、離脱や不満感を引き起こします。
画像や動画のサイズ圧縮、不要なページを削除するなど、速度改善は必須◎
●レスポンシブデザイン
画面サイズに応じて表示を最適化し、スマホでもストレスなく閲覧・操作できるようにする。
文字の大きさ・ボタンのタップしやすさ・横スクロールの有無などに配慮する。
●ヘルプやFAQの設置
「ヘルプページ」「よくある質問(FAQ)」を設置し、
疑問をその場で解決できる場を用意をすることでユーザーの負担を軽減する。
なお、
トライベック・ブランド戦略研究所より「Webユーザビリティランキング2026〈企業サイト(PC)編〉」が公開されています。
ご覧いただくと傾向がつかみやすいかと😊
▼https://brand.tribeck.jp/usability/
【4.】📝まとめ
「このサイト見づらいな…」「これについてはどこに書いてあるんだろう?」など、
少しでも使いづらさやストレスを感じた瞬間、ユーザーは簡単に離脱してしまいます。
せっかく自社サイトに訪れたユーザーを逃さないためには、
ユーザビリティを意識したサイト設計・改善が欠かせません💡
「うちのサイトは使いやすい?」「改善するにはどこから?」などなど、
そんな疑問が出てきた方は、ぜひ一度トラ丸企画までご相談くださいね。