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【すきまのWebメモ】主要ソーシャルメディアの特徴と活用法をご紹介💁🏻(X、Instagram、Facebook、LINE)
こんにちは!
【すきまのWebメモ】のお時間です📝
前回の記事では、消費者行動モデルの変化により
「企業からの一方的な発信」ではなく「双方向コミュニケーションによる関係づくり」が
求められるようになってきたと解説しました。
そこで欠かせないのが、
日常的に、かつ、比較的気軽に接点を持てる『ソーシャルメディア』の存在です。
今回は、主要なソーシャルメディアをタイプ別に分類し、それぞれの特徴とビジネスにおける活用ポイントをご紹介💡
消費者行動モデルとも照らし合わせながら読んでいただくと、アカウント運用の参考になるはずです…!
【1.】🗃️主要ソーシャルメディアの分類
【2.】🕊️X(旧Twitter)
【3.】📷Instagram
【4.】👥Facebook
【5.】💭LINE
【6.】🗒️まとめ
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【1.】🗃️主要ソーシャルメディアの分類
ソーシャルメディアを分類する前に、
ソーシャルメディア≠SNSということについて説明します。
ソーシャルメディアとは、
「インターネットを利用して誰でも手軽に情報を発信し、相互のやりとりができる双方向のメディア」
SNSとは、
「ユーザー同士が相互に交流やコミュニケーションを行うことを主目的としたウェブ上のサービス」
つまり、
“ソーシャルメディアという大きな枠の中にSNSという一種のサービスが含まれている”という関係です💡
世界の総人口の59.4%(47億6,000万人)がソーシャルメディアを利用しているというレポートもあり、今や人々にとって欠かせない存在となっています。
以上を踏まえた上で、
ソーシャルメディアを4つのタイプに分けていきます👀
- ソーシャルグラフ:友人とのつながりを楽しむために使われるメディア
- インタレストグラフ:同じ趣味嗜好のつながりを楽しむためのメディア
- フロー型:タイムライン上で流れるリアルタイム性に価値のあるメディア
- ストック型:過去の情報を蓄積し、いつでも閲覧できることに価値があるメディア
これらを掛け合わせて、
- X、TikTok→インタレストグラフ×フロー型
- YouTube→インタレストグラフ×ストック型
- Instagram→ソーシャルグラフ・インタレストグラフ×フロー型
- Facebook、LINE→ソーシャルグラフ×ストック型・フロー型
以上のように分類できます。
【2.】🕊️X(旧Twitter)
◆特徴
140字以内の短文・画像・動画を投稿し、情報発信やコミュニケーションを楽しめるSNS。
即時性・拡散力の高さが特徴で、趣味仲間との交流から商品やサービスの情報収集、
さらには企業の宣伝・マーケティングまで、幅広い目的で利用されています。
◆ユーザー
国内月間アクティブユーザー数 約6700万(2023年)
主な利用層は、10代~40代と幅広い
◆ビジネス活用例
・商品・サービス・イベントなどの情報発信
・ユーザーとのリアルタイムなコミュニケーション
・キャンペーンやアンケートによる話題づくり
◆注意点
・フロー型のため、情報の流れが速く、投稿寿命が短い
・拡散性の高さゆえ、言葉選びひとつで炎上のリスクがある
Xは、
「いかにタイムライン上で目に留まり、反応を得られるか」が成果を左右します。
投稿内容だけでなく、タイミング・トレンドを意識した運用がポイント💡
【3.】📷Instagram
◆特徴
写真や動画を中心に、ビジュアルで魅せる発信が求められるSNS。
「おしゃれ」「美味しそう」「行ってみたい」など、感性に訴えるコンテンツとの相性が良く、
ファッション・グルメ・旅行・美容などの分野で支持を集めています。
また、短尺のリール動画を活用した認知拡大も有効。
◆ユーザー
国内月間アクティブユーザー数 推定約6,600万人(2023年)
主なユーザー層は、10代~40代と幅広く、特に女性の利用率が高い傾向
◆ビジネス活用例
・ブランドの世界観や価値観をビジュアルで伝える
・商品・サービスの魅力を写真・動画で訴求する
・ショップ機能を活用し、ECサイトへの導線を設ける
◆注意点
・”一貫した世界観”が重視されるため、投稿のトーン&マナー(色味・言葉遣い・構図など)を明確にしておく
・投稿が途切れるとリーチ(閲覧数)が低下しやすいため、頻度よりも”継続性”を意識する
・アルゴリズムの変化が頻繁なため、運用方針を柔軟に調整する
Instagramは、
「統一された世界観でブランド力を高める」意識が重要!
短期的な成果よりも、フォロワーとの信頼と共感の積み重ねを重視した運用がポイント💡
【4.】👥Facebook
◆特徴
実名登録を前提とした、世界最大級のSNS(全世界の月間利用者は約30億人!)
国内ではビジネスや地域コミュニティなど「人のつながり」を重視した利用が多く、
信頼性の高い情報発信や継続的な関係構築に適しています。
◆ユーザー
月間国内アクティブユーザー数 約2600万人(2019年)
主なユーザー層は、20代~50代 若年層ユーザーは減少傾向
◆ビジネス活用例
・企業や団体の「Facebookページ」を作成し、定期的な情報発信を行う
・共通の関心・目的を持つ人々が集まる「Facebookグループ」を運営し、ユーザーとの長期的な接点を持つ
◆注意点
・親しい関係性の投稿が優先表示されるアルゴリズムのため、拡散力は限定的
・投稿が止まるとリーチが下がりやすく、月に数回でも定期的な発信を続けることが大事
Facebookは、
新規獲得よりも関係深化に向いたSNS。
すでに自社に関心を持つユーザーと信頼関係を築く場として活用するのがポイント💡
【5.】💭LINE
◆特徴
日本国内の全年代で利用率が90%を超えるメッセンジャーアプリ。
トークや通話だけでなく、送金・決済・ニュース・ゲームなど多機能を備えており、
“生活インフラ”の一部として定着しています。
メッセージの到達率が非常に高い点が、他のSNSにはない強みです。
◆ユーザー
月間国内アクティブユーザー数 約9,800万人(2025年)
10代~60代まで、年齢・性別問わず幅広い層が利用
◆ビジネス活用例
・「LINE公式アカウント」を開設し、クーポン配信・イベント告知・予約受付などを一括管理
・年齢や性別・地域などの属性で配信対象を分ける”セグメント配信”により、パーソナライズドな情報発信が可能
◆注意点
・配信頻度が高すぎるとブロック率が上がりやすいため、配信の質と間隔を慎重に計画する
・月間配信数によってはコストが発生するため、メッセージ内容は”量より質”を重視する
LINEは、
一度つながった顧客との関係を深めるためのSNS。
XやInstagramなど最初の接点を作るSNSと組み合わせて活用するのがポイント💡
【6.】🗒️まとめ
ソーシャルメディアは、企業にとってユーザーともっとも近く接点を持てる場所!
各SNSの特徴を理解し、目的に合った運用を組み合わせることで、
認知獲得→ファン化までの流れを効率的に作りましょう🔥
次回は動画系ソーシャルメディアについて解説していきます📹