WEB業界ためになっ話

STAFF BLOG

新橋

ホームページを作るためのツール・CMSについて

こんにちは。
最近買って一番嬉しかったものは「駅のゴミ箱の形したペンスタンド」そんなデザイン担当の新橋です。
最近の100円ショップって随分面白い物売ってるんですね…売り場で見つけて思わず吹き出してしまいました。


↑実物

さて、トラ丸企画では色々な種類・業種のホームページやネットショップを制作させて頂いておりますが、そのほとんどは「WordPress」や「EC-CUBE」などのツールを使って構成しております。
ホームページ・Webサイトを作るためのツールとして、これらの名前を知っている方も少なからずいるかと思いますが、今回はこれらWordPress、EC-CUBEのような、Webサイト作りに使用される様々なツールについてお話させていただこうかと思います。

話題の都合上、ある程度Web制作に関する知識のある方じゃないと読みづらい感じになっているかもしれませんが、出来るだけ知識が浅い方でも何となく分かるように執筆…しているつもりで書いております(汗)。わからなかったらゴメンナサイ!


そもそもホームページ・Webサイトというものは何で出来ているのか

ホームページ・Webサイトというものを構成する最も基本的なものは、「HTML」というファイル、並びにそれを構成する同名のマークアップ言語(広い意味でのプログラミング言語だと思っていただければ)です。
最低限HTMLさえあればホームページというものはできるわけなのですが、1~2ページくらいの簡単なホームページならまだしも、何十ページもあるような中大規模なWebサイトとなると、それを全部自分でHTMLファイルを作っていくのは大変な作業です。
そのようなある程度のボリュームのあるWebサイトをより簡単に、便利に作っていくためのツールというものも数多く存在します。


Webサイト作りに関するツール紹介

WordPress

その代表格がこの「WordPress」。ワードプレスと読みます。
2003年に最初のバージョンが公開され、以来10年以上に渡って世界中で使用されている、Webサイト作りの鉄板とも言うべきツールです。
WordPressのようなホームページ作成ツールのことを「CMS(コンテンツ・マネージメント・システム。コンテンツ管理システムとも訳されます)」と呼ぶこともあります。

ホームページ作りにあまり慣れていない方でも、(ほぼ)直接HTMLを書くことなく簡単にホームページ・Webサイトを更新でき、また、様々なプラグイン(拡張機能)を使ってより便利な更新システムを作ったり、会員限定サイトなどの複雑な構成のサイトも作成できます。

その反面、世界中で利用されていることや、Web制作に明るくない方によく使われている事、WordPressを構成しているPHPというプログラミング言語等の特性上の問題もあり、セキュリティ上の問題が多く発生しやすいという欠点もありますが、これは日々WordPressの開発チームによってセキュリティが強化されており、また、適切な保守管理を行えば大半のセキュリティ上の問題は解決できます。
トラ丸企画で提供している運営サービスでもWordPressの管理・保守を行っております!

ちなみに、バージョン1.2以降のWordPressには、新しいバージョンがリリースされるたびに「ジャズ・アーティストの名前にちなんだバージョンネーム」というおもしろい名前がつけられているんだそう。
現在の最新バージョンのv5.8(今年7月20日にリリース)には、ピアニストのアート・テイタム氏にちなんだ「Tatum」という名前がついています。
これまでに40個ほどジャズ・アーティスト由来のバージョンネームがつけられているのですが、自分は「Coltrane(ジョン・コルトレーン / v2.7)」「Benny(ベニー・グッドマン / v4.0)」「Evans(ビル・エヴァンス / v4.8)」「Jaco(ジャコ・パストリアス / v5.2)」ぐらいしかわかりませんでした(苦笑)

EC-CUBE

イーシーキューブと読みます。
インターネット通販サイト(ネットショップ)を手軽かつ高度に構築できるCMSで、開発・運営ともに日本国内にて日本の企業が行っている、国産ソフトでもあります。

2006年にEC-CUBEとしてリリースされ、以来、食品・雑貨・ブライダル等、国内のさまざまな分野・業種の店舗に使用されています。
また、2019年には、インストール作業の要らないクラウド版(この後少しこの話題に触れます)の「ec-cube.co」もリリースされ、導入の敷居がかなり低くなっています。

トラ丸企画では自社運営の便利グッズ専門通販サイト「まねき堂」を運営しておりますが、このまねき堂もEC-CUBEで構築されています!

その他のCMS

トラ丸企画で主に使用しているのは上記のWordPress、EC-CUBEの2つですが、このほかにも、シックス・アパート社が開発している「Movable Type(ムーバブル・タイプ)」、株式会社ディバータの「RCMS」や、ネットショップ系のものは(株)コマースニジュウイチの「Commerce21」等、日本国内・国外にさまざまなCMSが存在しています。

番外 クラウドサービス

また、最近ではクラウドサービスを使用してWebサイトを作ることが新たな主流になりつつあります。
クラウドサービスを利用する利点としてはよく「セキュリティが強固である」「動作が速い」という事が挙げられますが…具体的に何がどうしてセキュリティが強固になったり、動作が早くなったりするのか?というのは、かなり専門的な話になってきてしまい分かりづらくなりがちな上、今回の「トラ丸企画で使われているWeb制作のためのツールの紹介」という話題からはかなり脱線しますので、ここでは大部分を割愛させて頂きます。

ネットショップでは特にクラウドサービスの盛り上がりが顕著で、クロネコヤマトの「らくうるカート」や、おちゃのこネット(株)の「おちゃのこネット」、GMOペパボの「カラーミーショップ」やテレビCM等でもお馴染みの「BASE(ベイス)」、先述のEC-CUBEのクラウド版「ec-cube.co」など、様々なサービスが運営されており、競争が激化しています。

ネットショップ以外のホームページでも、クラウドサービスを利用する風潮は徐々に盛り上がりを見せています。
ここ最近では「Jamstack(ジャムスタック)」と呼ばれる、Webサイト作りの新しい枠組みが注目を浴びています。私は個人的にもこっちの方を推していて、よくJamstack関連のWebデザイナーさんやエンジニアさん、制作会社様方のブログの記事でも「WordPressよりも良い!」「WordPressとの比較点は…」と何かとWordPressと比べられて宣伝されがちなのですが、個人的にはどっちの方にもメリットとデメリットが同じだけあるし、WordPressをJamstackの枠組みに入れて運営することも可能なので、これは比べるものではないという考えでいます。でも…トラ丸企画での何かしらの案件に導入できるのなら是非導入してみたいですね(苦笑い)


今回は大分踏み込んだ話を書きましたが、この記事を見た方が、文中に出てきたツールやCMSの名前を「なんだこれ?」と思って検索し「へえー!こんな良いウェブサイトが作れるのか!」と「でも自分じゃ難しそうだ。そうだ!このトラ丸企画っていう会社さんに相談してみようか」と思って連絡してくれたらうれしいな…という気持ちで書きました!(笑)
決して難しい話だけでもなく、WordPressのバージョンネームのようにおもしろい話もありますので、一度皆様もCMSやホームページ作成ツールについて調べてみるのはいかがでしょうか。

それでは今回はこのへんで。
次週のブログ担当は当社のコーダー担当・田中さんです。ご期待ください!
(今回のでネタを横取りした感じになってしまっていたら申し訳ありません!)

商標・ロゴに関して:
※「WordPress」の名称は、非営利団体であるWordPress ファウンデーションが保有・管理しています。
※「EC-CUBE」は、株式会社イーシーキューブの商標です。
※その他の商標・固有名詞に関する権利は、それぞれの権利保有者に帰属します。

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