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熨斗ノシ
11月までスケジュールが忙しい田中です。
短期的には忙しくないです。
11月までに作らないといけないものが多いのですorz
先日立て続けに熨斗に触れる機会がありました。
仕事上熨斗に触れることは多いのですが、改めて熨斗について勉強してみました。
①熨斗(のし)
②表書き(のし上)
③水引
④名入れ(のし下)
の4つから構成されています。
実際に熨斗と呼ばれるのは①の部分だけなんですね!
ちなみに、この紙のことをのし紙と呼び、①がないものをかけ紙と呼びます。
①熨斗
水引には種類があるのはご存じだと思います。
熨斗にも種類があるようです。
違いはよくわかりません。
ただ、わかるのは熨斗とは熨斗鮑の略で、真ん中の縦長の黄土色のものが干し鮑だそうです。
熨斗を付ける際には右上に。
②表書き
贈り物の目的に関する記載のことをさします。
慶事で「御祝」や「御結婚御祝」などよくみるものもあります。
また、弔事においても表書きは使われます。
「御霊前」や「御仏前」、「御神前」など宗教・宗派、時期などで変わってくるらしいですね。
(今回調べてて初めて知りました・・・。)
③水引
こちらの由来はいくつか説があるようです。
明からの輸入品に赤と白の縄がかけてあり、それを誤解したなど・・・。
本数も地域などによって違いがあるようです。
慶事には奇数、弔事には偶数らしいです。
5本の場合、五行が由来となり、5本で1人(1家族という話も・・・。)と考えて、結婚に関係するものでは5本(1人)×2束の10本(2人)とするようです。
結び方も用途によって種類があり、繰り返し何度あっても良いお祝いに利用する「蝶結び」、二度とあってはいけないお見舞いなどで利用する「結び切り」、色を変えれば慶弔両方で使用できるらしい「あわじ結び」などがメジャーなようです。
世の中には水引のアートもあるらしいですね。
④名入れ
誰から送られてきたかを記す部分です。
連名で記す場合には、代表者+○○一同や、右から年齢や地位が上な順で名前を書きます。
今回はあまり時間をかけられないので、触りだけを書きましたが、地域や環境によって差があるなど結構奥が深いです。
マナーを必要とする場で必要なことなので、間違えないよう普段から準備しておかないといけませんね。