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【すきまのWebメモ】”ファン”を増やすヒントはここに!消費者行動モデルを解説🛒
こんにちは!
【すきまのWebメモ】のお時間です📝
ウェブサイトで求められる視点の1つ、「エンゲージメント(愛着)」。
消費者とのつながりを深め、自社の”ファン“になってもらうには、
消費者の心理や行動がどのように変化していくのか理解しておかなければいけません。
そこで今回は、
時代とともに変わってきた消費者行動モデルについて解説💡
ぜひご自身の購買行動と照らし合わせながら読んでみてくださいね!
【1.】📺1920年代~ マスメディア時代
【2.】💻2000年代~ インターネット時代
【3.】📱2010年代~ ソーシャルメディア時代
【4.】🗒️まとめ
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【1.】📺1920年代~ マスメディア時代
AIDA[アイダ]:
Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Action(購買行動)
新聞・雑誌・ラジオ広告が主流だった時代に提唱された、
「どうすれば消費者が広告を見て購買行動に至るか」を4段階で示したモデル。
AIDMA[アイドマ]:
Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(購買行動)
AIDAに「Memory(記憶)」を加えたもの。
【広告発信→購買】へと即時に行動へ導くAIDAに対し、
【広告発信→覚えてもらう→購買】という流れは潜在的顧客を増やす働きかけとなることが特徴。
【2.】💻2000年代~ インターネット時代
AISAS[アイサス]:
Attention(注意)→Interest(興味)→Search(検索)→Action(購買行動)→Share(共有)
インターネットの普及により、消費者自らが情報を検索して行動するようになったことを
反映したモデル。
AISCEAS[アイセアス]:
Attention(注意)→Interest(興味)→Search(検索)→Comparison(比較)→Examination(検討)→Action(購買行動)→Share(共有)
AISASに「Comparison(比較)」と「Examination(検討)」を加えたもので、
消費者がより詳細に情報収集を行い、検討して購入を決めるプロセスを反映したモデル。
価格比較サイトや口コミサイトなどを見てから買うこと、ありますよね👀?
【3.】📱2010年代~ ソーシャルメディア時代
DECAX[デキャックス]:
Discovery(発見)→Engage(関係構築)→Check(確認)→Action(行動・購入)→eXperience(体験)
消費者の自らの興味関心に基づいた”発見”を起点に、
消費者との双方向コミュニケーションや体験を重視するモデル。
このすきまのwebメモでも頻繁に登場する二つの重要な視点「Engage(関係構築)」と「eXperience(体験)」、が鍵になっています🗝
ULSSAS[ウルサス]
UGC(ユーザー投稿コンテンツ)→Like(いいね!・リポストなど)→Search1(ソーシャルメディア検索)→Search2(検索エンジン)→Action(行動)→Spread(拡散)
ユーザーが投稿した口コミやブログ記事(UGC)を起点とし、
他のユーザーが興味を持ち、検索、購入、新たな口コミが投稿される…というサイクルが特徴。
この自律的なサイクルが回ることで、企業が広告を出さなくても話題が広がっていきます。
RsEsPs[レップス]
Recognition(認識)→Search・Share・Spread(検索・共有・拡散)→Experience(体験)→Search・Share・Spread(検索・共有・拡散)→Purchase(購買)→Search・Share・Spread(検索・共有・拡散)
認識→体験→購買という基本的な行動モデルのどの段階においても、
「Search・Share・Spread(検索・共有・拡散)」がされることが特徴。
企業が一方的に宣伝するのではなく、
ユーザーの共感が他のユーザーを動かし、情報が広がっていくー
そのためにも、”自社のファンになってもらう”という視点がより重要になっています。
【4.】🗒️まとめ
消費者行動モデルは、時代や価値観の移り変わりとともに
「広告を見て買う」から「共感して購入・シェアする」へと進化してきました。
「どの段階で、どんな関わり方をすべきか」を見ながら施策を積み重ね、
ファンづくりにつなげていきたいところですね✨